仁田 義雄(にった よしお、1946年6月11日 - )は、日本語学者、日本語文法学会初代会長、大阪大学名誉教授、関西外国語大学教授。
大阪府茨木市生れ。1971年神戸大学文学部国文科卒、1975年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得中退。大阪女子大学助教授、大阪大学文学部助教授、大阪外国語大学教授、2007年大阪大学言語文化研究科言語社会専攻教授。91年「語彙論的統語論」で大阪大文学博士。2012年定年、名誉教授、関西外国語大学教授。
著書
- 『語彙論的統語論』明治書院 1980
- 『日本語のモダリティと人称』ひつじ書房 日本語研究叢書 1991
- 『日本語文法研究序説 日本語の記述文法を目指して』くろしお出版 1997
- 『辞書には書かれていないことばの話』岩波書店 もっと知りたい!日本語 2002
- 『副詞的表現の諸相』くろしお出版 新日本語文法選書 2002
- 『ある近代日本文法研究史』和泉書院 2005
- 『仁田義雄日本語文法著作選』全4巻、ひつじ書房
- 第1巻 (日本語の文法カテゴリをめぐって) 2009
- 第2巻 (日本語のモダリティとその周辺) 2009
- 第3巻 (語彙論的統語論の観点から) 2010
- 第4巻 (日本語文法の記述的研究を求めて) 2010
- 『日本語文法研究の歩みに導かれ』くろしお出版 2012
共編著
- 『日本語のモダリティ』益岡隆志共編 くろしお出版 1989
- 『日本語のヴォイスと他動性』編 くろしお出版 1991
- 『日本語の格をめぐって』編 くろしお出版 1993
- 『日本語要説』工藤浩,小林賢次,真田信治,鈴木泰,田中穂積,土岐哲,畠弘巳,林史典,村木新次郎,山梨正明共著 ひつじ書房 1993
- 『複文の研究』編 くろしお出版 1995
- 『日本語類義表現の文法』宮島達夫共編 くろしお出版 1996
- 『日本語文法 体系と方法』川端善明共編 ひつじ書房 ひつじ研究叢書 言語編 1997
- 『日本語の文法 文の骨格』柴谷方良,村木新次郎,矢沢真人共著 岩波書店 2000
- 『日本語の文法 モダリティ』森山卓郎,工藤浩共著 岩波書店 2000
- 『活用論の前線』三原健一共編 益岡隆志,野田尚史,吉永尚,西山國雄,田川拓海共著 くろしお出版 2012
論文
注
- ^ 『現代日本人名録』2002年