西村 可明(にしむら よしあき、1942年5月13日 - )は、日本の経済学者、一橋大学名誉教授。
略歴
東京生まれ。1968年横浜国立大学経済学部卒、1974年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学、一橋大学経済研究所助教授、85年教授。1986年「現代社会主義における所有と意思決定」で一橋大学経済学博士。2002‐04年一橋大学経済研究所所長、2004-08年副学長、定年退任、名誉教授、2009年1月 ERINA所長、2010年同理事長兼所長。2003‐05年日本学術会議会員。
著書
- 『現代社会主義における所有と意思決定』岩波書店 一橋大学経済研究叢書 1986
- 『社会主義から資本主義へ ソ連・東欧における市場化政策の展開』日本評論社 1995
共編著
- 『市場経済化と体制転換 ソ連・東欧・中国』編著 日本貿易振興会 1992
- 『ロシアの市場経済化 日本の経験と知的支援』米村紀幸共編著 サイマル出版会 1992
- 『旧ソ連・東欧における国際経済関係の新展開』編著 日本評論社 2000
- 『ロシア・東欧経済 市場経済移行の到達点』編 日本国際問題研究所 ロシア研究 2004
- 『移行経済国の年金改革 中東欧・旧ソ連諸国の経験と日本への教訓』編著 ミネルヴァ書房 Minerva現代経済学叢書 2006
翻訳
- ヴラジーミル・ペトロヴィッチ・シュクレドフ『社会主義的所有の基本問題 経済と法』岡稔共訳 御茶の水書房 1973
- W.ブルス, K.ラスキ『マルクスから市場へ 経済システムを模索する社会主義』佐藤経明共訳 岩波書店 1995
参考文献
- ERINA(2014年5月16日時点のアーカイブ)
- 『現代日本人名録』2002年