歌川 国照(うたがわ くにてる、文化5年〈1808年〉 - 明治9年〈1876年〉1月23日)とは、江戸時代後期から明治時代はじめにかけての浮世絵師。
歌川国直及び初代歌川豊国の門人。本姓は山下、名は彦三郎(一説に惣右衛門)。下総国(茨城県)古河藩士。初めは直照と称し晩庵、琴松、のちに香梅楼と号す。作画期は文政から慶応の頃にかけてとされ、肉筆の風俗画を描く。浮世絵以外に谷文晁風の作もあるという。享年69。