歌川 国盛(うたがわ くにもり、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
二代目歌川豊国の門人。文政11年(1828年)初代歌川豊国追善のため建立された筆塚(豊国先生痤筆之記)に、「二代目豊国社中」として国盛の名がある。作画期は文政から天保の頃にかけてとされ、作に大判錦絵「三囲土手の美人」[1][2]が知られる。なお三代目豊国門人の春升(二代目国盛)は、弘化3年(1846年)に春升から国盛に改名している。