新井 敏康(あらい としやす、1958年 - )は、日本の数学者、論理学者。東京大学大学院数理科学研究科教授。専門は数学基礎論。国立情報学研究所教授の新井紀子は妻。
東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒。筑波大学数学系大学院博士課程修了。理学博士。
略歴
- 1958年(昭和33年)- 東京都生まれ。
- 東京大学教養学部基礎科学科卒。
- 筑波大学数学系大学院博士課程修了。
- 1987年(昭和62年)- 1991年(平成3年) - 名古屋大学理学部数学科助手。
- 1991年(平成3年)- 2001年(平成13年) - 広島大学総合科学部助教授。
- 2001年(平成13年)- 2007年(平成19年) - 神戸大学大学院自然科学研究科教授。
- 2008年(平成20年)- 2009年(平成21年) - 神戸大学大学院工学研究科教授。
- 2009年(平成21年)- 2017年(平成29年) - 千葉大学大学院理学研究科教授。
- 2017年(平成29年)- 2019年(平成31年) - 千葉大学大学院理学研究院教授。
- 2019年(平成31年)- 東京大学大学院数理科学研究科教授。
著作
図書
- 新井紀子 共著『計算とは何か』東京図書〈math stories〉、2009年10月。ISBN 978-4-489-02054-4。
- 『数学基礎論』岩波書店、2011年5月18日。ISBN 978-4-00-005536-9。
記事
- 新井敏康「ゲーデルの無矛盾性証明」『現代思想 2007年2月臨時増刊号(総特集 ゲーデル)』第35巻第3号、青土社、2007年3月、 82-93頁、 ISBN 978-4-7917-1160-4。
脚注
関連項目