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Biography
澤田 壽夫（さわだ としお）は、弁護士（1975年登録）。分野：国境を越える販路開拓、技術協力、合弁、資源・素材開発などの国際契約とカウンセリング。国際紛争の処理（特に仲裁・調停）。ほか国際取引一般。
主な経歴
コロンビア大学ロースクール法学修士（LL.M.)（現行のLL.M.と異なり、英米法の基本学位であるLL.B.（現在のJ.D.）既修が要件の学位）、ハーヴァード大学ロースクール客員、ミシガン大学ロースクール法学博士（S.J.D.）、コロンビア大学比較法研究所助教授、上智大学法学部教授。最高裁判所司法研修所講師、国連国際取引法委員会日本政府代表、アジア開発銀行行政裁判所裁判官、ICC国際仲裁裁判所（パリ）副所長、日本仲裁人協会初代理事長、日本商事仲裁協会顧問、フランス、イタリア、アメリカ、中国などの諸大学において、国際取引法の客員教授・講師。IOCスポーツ仲裁裁判所メンバー。
主な著作
「当事者の契約後の行為と事情変更」（英文、東京大学出版会）、「国際取引法講義」（共著）、「UNCITRAL仲裁模範法注解」、「国際的な企業戦略とジョイント・ベンチャー」（編著）、「日本法制の改革：法と実務の最前線」所収「ＩＣＣ仲裁と調停の帰趨」、「西洋人と日本人の契約観」、論文多数。
「星を仰いで」（中央公論事業出版）。（半生記）。
家族
父は澤田節蔵（外交官で国際連盟日本代表・ブラジル大使を歴任、元東京外国語大学初代学長、元内閣顧問）。叔父に同じく外交官（元外務次官・初代国連大使）澤田廉三、その夫人の澤田美喜（エリザベス・サンダース・ホーム創設者、三菱財閥三代目男爵岩崎久弥の長女）は叔母になる。次兄はカトリック東京教区司祭澤田和夫、三兄は筑波大学名誉教授澤田昭夫。