Toshinori Wada

和田 俊憲（わだ としのり、1975年 - ）は刑法を専門とする日本の法学者である。慶應義塾大学法科大学院教授。東京都渋谷区出身。

略歴

• 1994年 - 筑波大学附属駒場高等学校卒業。鉄道研究部OB。
• 1998年 - 東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科助手。
• 2001年 - 北海道大学大学院法学研究科・法学部助教授。文部科学省科学技術政策研究所客員研究官。
• 2006年 - 慶應義塾大学法科大学院 助教授
• 2007年 - 慶應義塾大学法科大学院 准教授
• 2013年 - 慶應義塾大学法科大学院 教授

著書

• 『クローズアップ刑法総論』（共著、成文堂、2003年）
• 『ケース&プロブレム刑法総論』（共著、弘文堂、2004年）
• 『ケース&プロブレム刑法各論』（共著、弘文堂、2006年）
• 『クローズアップ刑法各論』（共著、成文堂、2007年）
• 『プロセス演習刑法』（共著、信山社、2009年）
• 『鉄道と刑法のはなし』（NHK出版新書、2013年）

研究業績

• 「中止犯論 - 減免政策の構造とその理解に基づく要件解釈 - 」（刑法雑誌42巻3号、2003年）
• 「被拐取者解放減軽における「違法減少」と「違法減少阻却」」（慶應法学7号、2007年）
• 「詐欺の行為の罪をめぐる小品」（慶應法学9号、2008年）
• 「交通事犯における胎児の生命の保護」（慶應法学11号、2008年）
• 「未遂犯〔特集 刑法典施行100年 - 今後の100年を見据えて〕」（法律時報81巻6号、2009年）

外部リンク

• 慶應義塾大学法学部法律学科 和田俊憲研究会
• 研究者情報 和田俊憲