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Places | Japan | |||||||||
is | Religious scholar Theologian Writer Pastor | |||||||||
Work field | Literature Religion | |||||||||
Gender |
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Birth | November 1954 | |||||||||
Age | 70 years | |||||||||
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The details
Biography
黒川 知文(くろかわ ともぶみ、1954年 - ) は、日本の宗教史学者、聖書キリスト教会の牧師。東京基督教大学教授、愛知教育大学教授を経て、中央学院大学教授、愛知教育大学名誉教授。東京外国語大学講師、慶應義塾大学講師、東京神学校教授。専門は西洋史、宗教史。
来歴
香川県小豆島生まれ。1978年東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業、1980年東京外国語大学大学院地域研究科修士課程修了を経て、1983年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得、1984年イェール大学大学院博士課程単位修得を経て、1995年東京大学大学院人文科学研究科博士課程宗教学宗教史学専攻修了。文学博士。
1995年大畠記念学術研究奨励賞受賞。2001年10月に聖書キリスト教会の会長牧師尾山令仁から按手礼を受け、聖書キリスト教会の牧師となる。2002年日本宗教学会評議員。
大学1年生の時に教授原卓也の講義で分離派(古儀式派)とニーコン改革について聞いた。プーシキン、ツルゲーネフにもこの語が登場した。マルクス主義によるロシア研究が盛んな当時において、宗教的にとらえたウラジーミル・ロースキイの『ロシア民族の性格』は、プロテスタントの黒川にも興味深いものであった。3年生の時にキリスト者平和交流委員会(CPEC)の呼びかけにより、ロシア正教会に招待され、キエフ府主教らと会った。ソ連の役人の同行付であった。大学の卒業論文は「ロシア正教史研究-ニーコン改革と分離派教徒」である。一橋大学では阿部謹也の指導を受け、博士課程単位取得論文は「革命期のウクライナ社会 : 1919年のポグロムと民衆」。博士論文は「ロシア社会とユダヤ教 : 19世紀ユダヤ教徒迫害を中心に」。
著書
- 『西洋史とキリスト教 ローマ帝国からフランス革命まで』教文館。ISBN 4764269287。
- 『ロシア・キリスト教史 土着と服従と復活』教文館、1999年。ISBN 4764265478。
- 『ユダヤ人迫害史 繁栄と迫害とメシア運動』教文館、1997年。ISBN 4764265354。
- 『ロシア社会とユダヤ人 1881年ポグロムを中心に』ヨルダン社、1996年。ISBN 4842802170。
共著
- 『一神教文明からの問いかけ』東大駒場連続講義、講談社、2003年。ISBN 4062113732。
- 『ユダヤ学のすべて』新書館、1999年。ISBN 4403250424。
- 『歴史のなかの地域』岩波書店、1990年。ISBN 4000040480。