Tetsuzō Fukuzawa

The basics

Quick Facts

PlacesJapan
isWriter Novelist
Work fieldLiterature
Gender
Male
Birth1 January 1962, Kitakyūshū, Fukuoka Prefecture, Japan
Age63 years
The details

Biography

福澤 徹三(ふくざわ てつぞう、1962年 - )は、日本の小説家、ホラー作家、推理作家。日本推理作家協会会員。日本文藝家協会会員。てのひら怪談大賞選考委員。

人物・来歴

福岡県北九州市生まれ。高校卒業後、水商売、日雇いの肉体労働、飛び込みの営業、飲食店、アパレルなど、さまざまな職業を経てデザイナー兼コピーライターに転業。プロダクション、広告代理店、百貨店アートディレクター、専門学校講師を経て作家活動に入る。2000年、『幻日』(ブロンズ新社刊、文庫化の際『再生ボタン』(幻冬舎文庫刊)と改題)でデビュー。怪談・ホラー小説、アウトロー小説を中心に執筆。2008年、『すじぼり』(角川書店)で第10回大藪春彦賞を受賞。2014年、『Iターン』が第3回エキナカ書店大賞に選ばれる。

作品リスト

小説

長編

  • 真夜中の金魚(2003年12月 集英社/ 2010年8月 角川文庫)
  • 壊れるもの(2004年7月 幻冬舎 / 2008年2月 幻冬舎文庫)
  • 亡者の家(2005年6月 光文社文庫)
  • すじぼり(2006年11月 角川書店 / 2009年7月 角川文庫)
  • Iターン(2010年8月 文藝春秋 / 2013年2月 文春文庫)
  • 汝、隣人を愛せよ(2010年12月 徳間書店 / 2014年2月 徳間文庫)
  • 東京難民(2011年5月 光文社 / 2013年7月 光文社文庫【上・下】)
  • シャッター通りの死にぞこない(2012年3月 双葉社 / 2015年7月 双葉文庫)
  • ジューン・ブラッド(2012年11月 幻冬舎 / 2014年10月 幻冬舎文庫) - 「ポンツーン」連載時タイトル『3P』を改題・加筆訂正
  • 俺たちに偏差値はない ガチバカ高校リターンズ(2012年12月 徳間書店)
  • 灰色の犬(2013年9月 光文社)
  • 侠飯(2014年12月 文春文庫)
  • 白日の鴉(2015年11月 光文社)
  • 侠飯2 ホット&スパイシー篇(2015年12月 文春文庫)

連作短編集

  • 死に金(2013年3月 文藝春秋 )

短編集

  • 幻日(2000年3月 ブロンズ新社)
    • 【改題】再生ボタン(2004年8月 幻冬舎文庫)
  • 怪の標本(2001年2月 ハルキホラー文庫)
  • 廃屋の幽霊(2003年8月 双葉社 / 2006年8月 双葉文庫)
  • 死小説(2005年3月 幻冬舎 / 2008年8月 幻冬舎文庫)
  • ピースサイン(2006年7月 双葉社)
    • 【改題】嗤う男(2009年7月 双葉文庫)
  • 夏の改札口(2007年9月 徳間書店)
    • 【改題】死ぬよりほかに(2010年8月 徳間文庫)
  • 怪談熱(2009年2月 角川書店 / 2010年12月 角川ホラー文庫)
  • 怪談歳時記 12か月の悪夢(2011年11月 角川ホラー文庫)

アンデッドシリーズ

  • アンデッド(2008年8月 角川ホラー文庫)
  • アンデッド 憑霊教室(2009年3月 角川ホラー文庫)
  • アンデッド 拷問教室(2011年3月 角川ホラー文庫)

怪談実話集

忌談シリーズ

  • 忌談(2013年6月 角川ホラー文庫)
  • 忌談 2(2014年1月 角川ホラー文庫)
  • 忌談 3(2014年6月 角川ホラー文庫)
  • 忌談 4(2015年1月 角川ホラー文庫)
  • 忌談 終(2015年6月 角川ホラー文庫)

その他

  • 怪を訊く日々(2002年8月 メディアファクトリー/ 2005年10月 幻冬舎文庫)
  • 黒本 平成怪談実録(2007年8月 新潮文庫)
  • いわくつき 日本怪奇物件(2008年7月 ハルキホラー文庫)
  • 黒い百物語 叫び(2009年7月 メディアファクトリー)
    • 【改題】怪談実話 黒い百物語(2012年1月 MF文庫ダ・ヴィンチ / 2013年11月 角川ホラー文庫)※単行本より六話多く収録
  • 怪談実話 盛り塩のある家(2012年9月 メディアファクトリー)
  • FKB ふたり怪談 肆(2013年10月 竹書房ホラー文庫)※平山夢明共著

ノベライズ

  • オトシモノ(2006年9月 角川ホラー文庫)

エッセイ集

  • 怖い話(2009年2月 幻冬舎 / 2011年8月 幻冬舎文庫)

新書

  • 自分に適した仕事がないと思ったら読む本 落ちこぼれの就職・転職術(2008年1月 幻冬舎新書)
  • もうブラック企業しか入れない 会社に殺されないための発想(2013年11月 幻冬舎新書)

共著・対談集

  • ホラー・ジャパネスクを語る(2003年6月 双葉社) - 東雅夫との対談集
    • 【改題】ホラー・ジャパネスク読本(2006年3月 双葉文庫)

アンソロジー

作品掲載

「」内が福澤徹三の作品

  • 暗闇を追いかけろ(2004年11月 光文社カッパ・ノベルス / 2008年5月 光文社文庫)「不登校の少女」
  • 異形コレクション31・ 妖女(2004年12月 光文社文庫)「最後の礼拝」
  • 闇夜に怪を語れば―百物語ホラー傑作選(2005年3月 角川ホラー文庫)「怪談」
  • 稲生モノノケ大全 陽之巻(2005年5月 毎日新聞社)「逢魔の夏」
  • 異形コレクション33・ オバケヤシキ(2005年8月 光文社文庫)「お化け屋敷」
  • 異形コレクション37・伯爵の血族 紅ノ章(2007年4月 光文社文庫)「ドラキュラの家」
  • 異形コレクション38・心霊理論(2007年8月 光文社文庫)「憑霊」
  • 異形コレクション39・ひとにぎりの異形(2007年12月 光文社文庫)「ごみ屋敷」
  • 怪談実話系―書き下ろし怪談文芸競作集(2008年6月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「見知らぬ女」
  • 怪談実話系2―書き下ろし怪談文芸競作集(2009年6月 MF文庫ダ・ウィンチ)「別れのきざし」
  • 短篇ベストコレクション 現代の小説2009(2009年6月 徳間文庫)「昭和の夜」
  • 文豪てのひら怪談(2009年8月 ポプラ文庫)「百物語」
  • 厠の怪 便所怪談競作集(2010年4月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「盆の厠」
  • 異形コレクション45・憑依(2010年5月 光文社文庫)「やどりびと」
  • 怪談実話系4―書き下ろし怪談文芸競作集(2010年6月 MF文庫ダ・ウィンチ)「数珠の糸」
  • 怪しき我が家 家の怪談競作集(2011年2月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「家が死んどる」
  • 怪談実話 FKB話 饗宴(2011年5月 竹書房ホラー文庫)「無縁神社」
  • 怪談実話系6―書き下ろし怪談文芸競作集(2011年6月 MF文庫ダ・ウィンチ)「四つの異界」
  • やっぱり宮部みゆきの怪談が大好き!(2011年8月 新人物往来社)「怪の再生」
  • 怪談実話 FKB 饗宴3(2012年5月 竹書房ホラー文庫)「奈落の怪」
  • 怪談実話系ベスト・セレクション(2012年6月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「数珠の糸」
  • 怪談実話系 愛 書き下ろし怪談文芸競作集(2013年11月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「怪だとか」
  • 怪談実話 FKB 饗宴6(2014年4月 竹書房ホラー文庫)「蝋燭」

編集

選者として参加。

  • てのひら怪談 ビーケーワン怪談大賞傑作選 加門七海・福澤徹三・東雅夫 編(2007年2月 ポプラ社 / 2008年6月 ポプラ文庫)
  • てのひら怪談2 ビーケーワン怪談大賞傑作選 加門七海・福澤徹三・東雅夫 編(2007年12月 ポプラ社)
  • てのひら怪談 百怪繚乱篇 ビーケーワン怪談大賞傑作選 加門七海・福澤徹三・東雅夫 編(2008年6月 ポプラ社)
  • てのひら怪談 己丑 ビーケーワン怪談大賞傑作選 加門七海・福澤徹三・東雅夫 編(2009年6月 ポプラ文庫)
  • てのひら怪談 庚寅 ビーケーワン怪談大賞傑作選 加門七海・福澤徹三・東雅夫 編(2010年6月 ポプラ文庫)
  • てのひら怪談 辛卯 ビーケーワン怪談大賞傑作選 加門七海・福澤徹三・東雅夫 編(2011年6月 ポプラ文庫)
  • てのひら怪談 壬辰 ビーケーワン怪談大賞傑作選 加門七海・福澤徹三・東雅夫 編(2012年6月 ポプラ文庫)
  • てのひら怪談 癸巳(2013年12月 MF文庫ダ・ヴィンチ)
  • 怪談実話コンテスト傑作選 黒四 加門七海・木原浩勝・東雅夫・平山夢明・福澤徹三 編(2010年4月 MF文庫ダ・ヴィンチ)
  • 怪談実話コンテスト傑作選2 人影 加門七海・東雅夫・平山夢明・福澤徹三 編(2011年4月 MF文庫ダ・ヴィンチ)
  • 怪談実話コンテスト傑作選3 跫音 加門七海・東雅夫・平山夢明・福澤徹三 編(2012年4月 MF文庫ダ・ヴィンチ)

    映像化作品

    脚注

    [ヘルプ]

    外部リンク

    The contents of this page are sourced from Wikipedia article. The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.