生駒 孝臣(いこま たかおみ、1975年 - )は、日本の歴史学者。三重県出身。日本中世史、中世武士論(畿内武士・武士団研究)、中世畿内政治史を専攻。
経歴
- 2000年 名古屋大学 大学院 文学研究科 博士前期課程 修了。
- 2004年 関西学院大学 大学院 文学研究科 博士課程後期課程 単位取得退学。
- 2009年 関西学院大学 大学院 文学研究科 博士課程後期課程 修了。博士(歴史学)。
- 2005年~2019年 大阪市史料調査会調査員。
- 2019年 花園大学文学部専任講師(現在に至る)。
研究
- 平安時代末期〜南北朝時代に畿内を中心として活動した武士・武士団と、朝廷(公家)・幕府の関係。
主な著作
- 『中世の畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版、2014年)ISBN 978-4864031356
- 新修大阪市史大阪市史編纂委員会編『新修大阪市史 史料編 第4巻 中世III』(大阪市、2016年)
- 『楠木正成・正行』(戎光祥出版、2017年)ISBN 978-4864032292
- 大阪市史編纂所編『大阪市史史料第85輯 楠木正成関係史料 (上)』(大阪市史料調査会、2017年)
- 大阪市史編纂所編『大阪市史史料第87輯 楠木正成関係史料 (下)』(大阪市史料調査会、2019年)
- 『楠木正行・正儀: この楠は正成が子なり、正行が弟なり』(ミネルヴァ書房、2021年)ISBN 978-4623092215
脚注