斉藤 忠利(さいとう ただとし、1931年? - 2003年7月21日)は、日本のアメリカ文学者。
千葉県四街道町(現在の四街道市)出身。旧制千葉県立佐倉中学校(現在の千葉県立佐倉高等学校)、東京大学文学部を経て東京大学大学院を修了。一橋大学教授、日本女子大学教授を経て一橋大学名誉教授。2003年7月22日、72歳で急性呼吸不全のため死去。
主な著書
- 『日米映像文学は戦争をどう見たか』(日本優良図書出版会(金星堂))2002年、ISBN 4764708892
- 『緋文字の断層』(開文社出版)2001年、ISBN 4875719671
- 『High Road to English 2』共著(三省堂)
- 『サニーズブルース』(朝日出版社) 1995年、ISBN 4255152020
訳書
- 『色(カウンティ・カレン詩集)』(国文社)1998年、ISBN 4772004548
- 『晴着を質屋に(ラングストン・ヒューズ詩集)』(国文社)1997年、ISBN 4772004300
- 『夢の番人(ラングストン・ヒューズ詩集)』(国文社)1994年、ISBN 4772003924
- 『黒人街のシェイクスピア(ラングストン・ヒューズ詩集)』(国文社)1993年、ISBN 4772001220
- 『本町通り(岩波文庫) 下 シンクレア・ルーイス』(岩波書店) 2003年、ISBN 4003231937
- 『本町通り(岩波文庫) 中 シンクレア・ルーイス』(岩波書店) 2003年、ISBN 4003231929
- 『本町通り(岩波文庫) キャロル・ケニコットの物語 上 (岩波書店)2003年、ISBN 4003231910
- 『ルーシィの哀しみ(フィップス・ロス)』(進英社)1977年
- 『アフリカのキリスト教』(教文社)1988年
- 『ニグロの町』(国文社)
- 『驚異の野原』(国文社)