Tadashi Okada
Japanese businessman and inventor
岡田 只治(おかだ ただじ、1850年 - 1914年)は、日本の実業家・発明家。
美濃国山県郡戸田村(現在の岐阜県関市保戸島)の庄屋の家に生まれる。
明治30年頃に岡田式渡船を考案し、地元を流れる長良川に渡船が取り付けられる。
1903年(明治36年)「岡田式渡船装置」として特許が認められる。
岡田式渡船は最盛期には全国約60か所の渡船場における渡船方式として使用されていた。
農業、治水に対し、さまざまな発明を行い、各務用水の開発、桑切鋏の考案も行っている。
岡田只司により考案された渡船技術。川の両岸に渡したワイヤーと滑車を用い、水流を動力源とした。架橋技術の進歩により各地の渡し船が橋梁に置き換えられるまでの期間、広く用いられた。