Sueki Asaka

Japanese political scientist
The basics

Quick Facts

IntroJapanese political scientist
PlacesJapan
wasProfessor Educator Political scientist Scientist
Work fieldAcademia Politics
Gender
Male
BirthNovember 1896, Fukuoka Prefecture, Japan
Death1971 (aged 74 years)
Education
Fukuoka Prefectural Shuyukan High SchoolFukuoka, Fukuoka Prefecture, Japan
Second Higher SchoolSendai, Miyagi Prefecture, Japan
Kyoto Imperial UniversityKyoto, Kyoto Prefecture, Empire of Japan
Employers
Bank of JapanJapan
Taihoku College of CommerceTaipei, Taiwan
Osaka University of CommerceOsaka, Osaka Prefecture, Empire of Japan
Kindai UniversityHigashiosaka, Osaka Prefecture, Japan
Meijo UniversityNagoya, Aichi Prefecture, Japan
The details

Biography

浅香 末起(あさか すえき、1896年11月10日 - 1971年)は、日本の植民政策学者。

経歴・人物

福岡藩士族徳島徳の四男として福岡県に生まれる。1914年福岡県立中学修猷館、1917年第二高等学校を経て、1921年3月京都帝国大学経済学部を卒業。京大在学中に浅香家に迎えられ結婚し、浅香に改姓した。

1921年4月日本銀行に入行するが、研究者を志し、1923年2月台北高等商業学校(現・国立台湾大学管理学院)講師に就任、1924年5月同教授に昇任する。1931年2月大阪商科大学(現・大阪市立大学)助教授に転じ、1933年3月同教授に昇任する。1935年10月から1年間、植民政策研究のため欧米に留学し、1941年7月より1944年9月まで、大阪商科大学に在籍したまま外務省事務嘱託を務める。終戦後1946年4月、その研究内容から公職追放により大阪商科大学を退職する。1947年11月貿易会社を設立し経営。1951年9月公職追放が解除され、近畿大学商学部教授に就任。

1953年10月名城大学法商学部教授に就任。その後同大において、法商学部長、および1967年4月同学部が分離した商学部長を歴任する。1969年3月定年退職。

著書 

  • 『銀行論』(宝文館、1926年)
  • 『ジャワ経済界の現況と蘭印の原始産業』(台北高商南支南洋研究会、1930年)
  • 『満洲移民問題と実績調査』(岩波書店、1937年)
  • 『世界経済の展開過程』(日本評論社、1940年)
  • 『南方事情』(上下二巻)(大阪市産業部、1942年)
  • 『南方交易論』(千倉書房、1943年)
  • 『南洋経済研究』(千倉書房、1943年)
  • 『大南方経済論』(太平洋書館、1944年)

脚注

  1. ^ 『「現代物故者事典」総索引(昭和元年〜平成23年) II 学術・文芸・芸術篇』(日外アソシエーツ、2012年)p.20
  2. ^ 『人物物故大年表 日本人編 Ⅱ(1946-2004)』(日外アソシエーツ、2006年)p.229
  3. ^ 『人事興信録 第14版』(人事興信所、1943年) ア-84頁
  4. ^ 『修猷館同窓会名簿 修猷館235年記念』(修猷館同窓会、2020年)同窓会員10頁
  5. ^ 『第二高等学校一覧(自大正9年至大正10年)』(第二高等学校、1920年)269頁
  6. ^ 『京都帝国大学一覧(自大正14年至大正15年)』(京都帝国大学、1926年)卒業生姓名659頁
  7. ^ 寺沢正雄「浅香末起教授定年退職記念論文集刊行に際して」名城商学第18巻第4号 浅香末起教授定年退職記念号(名城大学商学会、1969年)1-6頁
  8. ^ 「浅香末起教授略歴・主要著作目録」名城商学第18巻第4号 浅香末起教授定年退職記念号(名城大学商学会、1969年)183-185頁
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