鈴木 修次(すずき しゅうじ、1923年8月13日- 1989年6月11日)は、日本の漢文学者。広島大学名誉教授。
東京に生まれ、埼玉県に育つ。東京文理科大学漢文学科卒業。1968年「漢魏詩の研究」で東京教育大学文学博士。北海道教育大学講師、東京教育大学助教授、広島大学教授、1987年名誉教授、大阪学芸大学教授、1989年退官。
著書
- 『元好問 漢詩大系 20』集英社、1965。訳注解説
- 『古典漢文の新研究』三省堂、1966
- 『荘子』清水書院 Century books 人と思想、1973、新装版2016
- 『唐代詩人論』鳳出版、1973、講談社学術文庫 1979
- 『唐詩 その伝達の場』日本放送出版協会:NHKブックス、1976
- 『人生有情 警策のことば』東京書籍:東書選書、1977
- 『中国古代文学論 詩経の文芸性』角川書店、1977
- 『漢語と日本人』みすず書房、1978
- 『漢字 その特質と漢字文明の将来』講談社現代新書、1978
- 『中国文学と日本文学』東京書籍、1978
- 『文学としての論語』東京書籍:東書選書、1979
- 『杜甫』清水書院 Century books 人と思想、1980、新装版2014
- 『日本漢語と中国 漢字文化圏の近代化』中公新書、1981
- 『文化シリーズ ことばから考える日本人論 文明のことば』文化評論出版、1981
- 『漢字再発見 その驚くべき表現力・情報力・経済力の秘密』PHP研究所 21世紀図書館、1983
- 『数の文学』東京書籍、1983
- 『中国の人と思想 2 孟子 民を貴しと為す』集英社、1984
- 『論語と孔子 人間関係論のエッセンス「論語」の新しい読み方』PHP研究所 21世紀図書館、1984
- 『唐詩の世界』日本放送出版協会 NHK市民大学、1987、新版1990
- 『漢字情報力再発見 そのすぐれた表現力・伝達力・経済力』創拓社、1990
共編
- 『漢文読本 入門篇』中西清、小林信明、鎌田正、尾関富太郎、大木春基、牛島徳次共編 大修館書店、1951
- 『高等漢文 巻1』中西清、小林信明、鎌田正、尾関富太郎、大木春基、牛島徳次共編 大修館書店、1952
- 『中国文化叢書 第4巻 文学概論』高木正一、前野直彬共編、大修館書店、1967
- 『中国文化叢書 第5巻 文学史』高木正一、前野直彬共編 大修館書店、1968
- 『角川最新漢和辞典』武部良明、水上静夫共編 角川書店、1983
- 編著『漢詩漢文名言辞典』 東京書籍、1985
- 編著『漢詩漢文に学ぶ人生の指針』全7巻、東京書籍、2011
参考
脚注