Shuichi Kondo

Japanese long-distance runner
The basics

Quick Facts

IntroJapanese long-distance runner
PlacesJapan
isAthlete Runner Long-distance runner
Work fieldSports
Gender
Male
Birth1995
Age30 years
Education
University of TokyoHongō, Bunkyo, Japan
Nirayama High SchoolIzunokuni, Shizuoka Prefecture, Japan
Employers
GMO Athletes
The details

Biography

近藤 秀一(こんどう しゅういち、1995年7月27日 - )は、日本の元陸上競技選手。専門は長距離走・マラソン。静岡県田方郡函南町出身。静岡県立韮山高等学校(理数科)、東京大学工学部各卒業。GMOアスリーツに所属していた。

経歴

  • 函南小学校3年生のときに陸上競技を始め、その頃から箱根駅伝に出場することを目標にしていた。
  • 函南中学校、韮山高校時代には全国大会に出場することはなかった。しかし、高校2年時の記録会で5000メートルを14分27秒10で走り、さらに3年時には県高校駅伝の1区で下田裕太に競り勝ち区間賞を獲得するといった活躍を見せ、駅伝強豪大学の目に留まった。しかし箱根駅伝を目標にしつつ、「大学で勉強もしっかりしたかった」ため、東京大学への受験を決めた。現役時は合格点まで約1点足りずに不合格。その後、塾や予備校に通わず、自宅で浪人生活を送り、翌年東京大学に入学した。
  • 大学として箱根駅伝に出場することは出来なかったが、個人として1年時から関東学生連合のメンバーに選ばれ、第95回箱根駅伝には1区に出走し区間22位で走った。東京大学出身のランナーとしては第81回大会の松本翔以来14年ぶりとなる箱根駅伝出場となった。
  • 大学卒業後は、大学院に進んで運動生理学などを研究しながら、GMOアスリーツに所属して競技を続け、2022年4月30日付で引退。

人物

  • 血液型はAB型。
  • 出身地の函南町は神奈川県箱根町に隣接しており、小学生の頃から箱根駅伝を沿道で応援していた。
  • 前述のように大学1年時から関東学生連合のメンバーに名を連ねていたが、インフルエンザの影響などにより本番で走ることはなかった。そのため、大学4年時の箱根駅伝本番前にはインフルエンザの予防接種を2回受けて本番を迎えていた。
  • 大学4年時、箱根駅伝に出場したことにより、東京大学総長賞を授賞している。

戦績

主な戦績

大会種目(区間)順位記録備考
2016年第19回日本学生ハーフマラソン選手権大会ハーフマラソン不明1時間04分33秒
2016年第67回全国七大学対校陸上競技大会1500m1位3分52秒16大会記録
2017年第7回東京マラソンフルマラソン27位2時間14分13秒初マラソン
2017年第68回全国七大学対校陸上競技大会1500m2位3分55秒14
2019年第95回東京箱根間往復大学駅伝競走1区(21.3km)区間22位1時間7分8秒
2019年第9回神戸マラソンフルマラソン10位2時間17分52秒

自己記録

  • 1500m - 3分52秒16(2016年7月24日、第67回全国七大学対校陸上選手権大会)
  • 5000m - 13分36秒19(2020年10月2日、早稲田大学記録会5000m)
  • 10000m - 28分19秒48(2020年11月21日、八王子ロングディスタンス)
  • ハーフマラソン - 1時間03分44秒
  • マラソン - 2時間14分13秒(2017年2月26日、第7回東京マラソン)

脚注

  1. ^ 箱根駅伝選手名鑑 関東学生連合 スポーツ報知
  2. ^ 「二兎を追う」文武両道ランナーたち。それぞれが目指す箱根路。 Number Web 2017年11月10日
  3. ^ 東大生ランナーが最後の箱根に懸ける思い。「学連をひとつのチームに」Web Spotiva 2018年12月21日
  4. ^ 東大・近藤秀一「逆側」から「4度目の箱根」完走 日刊スポーツ 2019年1月2日
  5. ^ 【箱根駅伝】「4度目の正直」で出走の東大・近藤秀一 1区で大苦戦22位相当 スポーツ報知 2019年1月2日
  6. ^ 14年ぶり東大ランナー近藤秀一 箱根駅伝1区で完走 前回インフルエンザで欠場 デイリースポーツ 2019年1月2日
  7. ^ 【箱根駅伝1区】東大・近藤秀一、悲願の箱根出場も「悔しい」今後の糧に スポニチアネックス 2019年1月2日
  8. ^ 東大出身のGMO近藤秀一が引退 19年箱根駅伝に出場”. 2022年5月9日閲覧。
  9. ^ 東大・近藤が学連入り 近くて遠かった箱根今年こそ 日刊スポーツ 2018年12月19日
  10. ^ 「寄せ集めチーム」からの脱却なるか。関東学生連合チームの見せる意地。 Number Web 2018年12月18日
  11. ^ 近藤秀一(インタビュアー:清水央太郎)「「日々、目の前のことを全力で」東大出身箱根ランナー 近藤秀一さんインタビュー」『東大新聞オンライン』、東京大学新聞社、2022年10月23日https://www.todaishimbun.org/kondosaninterview_221023/2023年2月10日閲覧 
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