Masako Itō
���本の宗教家
伊藤 真聰(いとう しんそう、1942年(昭和17年)4月25日 - )は、日本の女性宗教家で真言宗系の在家仏教教団、真如苑の苑主(継主)である。本名、伊藤 真砂子(いとう まさこ)。
1942年4月25日に、宗教家であり父親である開祖、伊藤真乗と真如苑霊祖である母親、伊藤友司の三女として東京都立川市にて出生する。1965年に大正大学文学部哲学科(宗教学専攻)を卒業し、その後、真如苑事務局に入局する。1971年(昭和46年)に真如三昧耶法を相承し、大阿闍梨となる。1983年(昭和58年)10月、真如法燈継承の儀により、法流を相乗。1989年(平成元年)には、父・伊藤真乗の遷化にともない、真如苑第3代苑主、燈檠山真澄寺首座に就任する。
1992年(平成4年)に真言宗醍醐派総本山醍醐寺により位階を荘厳され、大僧正位を授与される。1997年(平成9年)、総本山醍醐寺が開祖伊藤真乗の功績を顕揚し、真如三昧耶堂を醍醐寺に建立、その法要として、醍醐寺の国宝金堂で導師を勤める。
タイ国上座部のパクナム寺院との交流、バチカンでのヨハネ・パウロ2世との会見など、また多くの法要も海外で行われ、支援やボランティアの財団、団体を設立して、災害や貧困などの救援活動も展開している。現在は、宗教法人代表を離れ、宗教指導者として活動する。