田村 信(たむら しん、1955年3月22日 - )は、ギャグ漫画家。徳島県出身。
来歴
徳島県出身。同郷の山上たつひこのアシスタントを2ヶ月務めたのち、『週刊少年サンデー』(小学館)の新人賞に入選、『増刊サンデー』にて「忍者天国」でデビューする。その後『週刊少年サンデー』で連載した「できんボーイ」がヒットとなった。
作風
- 登場人物の尻に「しり」と文字で書いてしまったり、話に脈絡がなく、とにかくギャグをちりばめる作風で知られる。
- 高橋留美子によれば、高橋が作品でよく用いる擬態語「ちゅどーん」は、田村の発案である。
- 本人によると「ギャグネタを愉しみながら生きる、いい加減な“ゾンビ漫画家”である」とコメントしている。
- まつもと泉が、ギャグ漫画家になる影響を与えた人物のひとりである。しかしギャグでは大成せず、ラブコメで一世を風靡する。
作品リスト
- できんボーイ(週刊少年サンデー 1976年 - 1979年連載)
- おれカネゴン(てれびくん 1979年 - 1980年連載)
- とまとボーイ!(e-manga - 講談社)
- トラップ一族
- あっかんマン
- ウルトライダーS
- ミスター赤玉
- 怪人チュードン
- じつは、来週で…
- エッヂ(原作/狩撫麻礼)
- できんボーイZ(秋田書店プレイコミック、不定期連載)
アシスタント
脚注
- ^ 作者公式サイトC-PRO内「できんボーイとは!?」参照
- ^ コミックナタリー高橋留美子画業35周年インタビュー
- ^ 「ちゅどーん」は僕が考案したのですよ。 2016年1月14日(twitter)
- ^ 『Graffiti』(まつもと泉短編集)の本人コメントより
- ^ 柳澤一明公式Blog「BQ+」2009年6月2日記事「できんボーイ Z 」参照