宮本 悟(みやもと さとる、1970年 - )は、日本の政治学者(北朝鮮政治・外交、政軍関係論、安全保障論、国際政治学専攻)。聖学院大学政治経済学部教授。
大阪府生まれ。同志社大学法学部卒業。ソウル大学校大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士取得。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(政治学)取得。神戸大学大学院では五百旗頭真に師事。
学歴
- 1988年3月 - 関西大倉高等学校卒業
- 1992年3月 - 同志社大学法学部卒業
- 1999年2月 - ソウル大学校大学院政治学研究科修士課程修了、政治学修士取得。
- 2005年3月 - 神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(政治学)取得。論文名は「朝鮮民主主義人民共和国における政軍関係 : 軍部の政治介入を抑える理論の考察 」
職歴
- 2006年4月 - 日本国際問題研究所研究員
- 2009年4月 - 聖学院大学総合研究所准教授
- 2013年4月 - 聖学院大学基礎総合教育部准教授
- 2016年4月 - 聖学院大学政治経済学部教授
著書
単著
- 『北朝鮮ではなぜ軍事クーデターが起きないのか? 政軍関係論で読み解く軍隊統制と対外軍事支援』(潮書房光人社、2013年)
共著
- 中川雅彦編『朝鮮社会主義経済の現在』(アジア経済研究所、2009年)
- 中川雅彦編『朝鮮労働党の権力後継』(アジア経済研究所、2011年)
- Takashi Inoguchi ed., Japanese and Korean Politics: Alone and Apart from Each Other, (Palgrave Macmillan, 2015)
- 猪口孝編『日本と韓国: 互いに敬遠しあう関係』(原書房、2015年)
- 木宮正史編『朝鮮半島と東アジア(シリーズ 日本の安全保障6)』(岩波書店、2015年)
- 川上高司編『「新しい戦争」とは何か-方法と戦略-』(ミネルヴァ書房、2015年)
脚注
- ^ 博士論文書誌データベース