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高木 貞敬(たかぎ さだゆき、1919年(大正8年) - 1997年(平成9年)10月11日)は、日本の神経生理学者。京都生まれ。1944年東京帝国大学医学部卒。1952年「後索後根標品に見られる遲電位」で東大医学博士。東大医学部講師、1954年群馬大学医学部生理学科教授。1983年定年退官、名誉教授。1976年『記憶のメカニズム』で毎日出版文化賞受賞。
著書
- 『嗅覚の話』岩波新書、1974
- 『記憶のメカニズム』岩波新書、1976
- 『子育ての大脳生理学』朝日新聞社、1980、のち選書
- Human olfaction 東京大学出版会、1989
- 『脳を育てる』岩波新書、1996
共編著
- 『情報科学講座 生体情報 8 中枢神経制御 3 中枢神経系制御 3 食欲中枢・味覚・嗅覚における情報処理』大村裕、佐藤昌康共著、共立出版、1971
- 『匂いの科学』渋谷達明共編、朝倉書店、1989
翻訳
- ラスムッセン『主要神経路』医学書院、1961
- ロバート・バートン『ニオイの世界 動物のコミュニケーション』群馬大学医学部嗅覚研究グループ共訳、紀伊國屋書店、1978
参考
- 「高木貞敬先生を偲んで」小野田法彦 日本味と匂学会誌、1998-04