田中 正昭(たなか まさあき、1951年 - )は、日本の財務官僚。総務省大臣官房審議官や東京国税局長等を経て、日本酒類販売社長。
人物
東京都出身。1974年に一橋大学経済学部を卒業し、大蔵省(のち財務省)入省。
大蔵省入省以来、予算編成に携わることが多く、防衛庁会計課長や阪神・淡路復興対策本部主任局員を務めるなど、他省庁への出向も多く経験した。名古屋国税局長や東京国税局長を歴任したのちに、退官し、日本酒類販売社長。
経歴
- 1951年 - 東京都出身
- 1974年 - 一橋大学経済学部卒業
- 1974年 - 大蔵省入省、その後大蔵省理財局資金第二課課長補佐等を務めた。
- 1985年 - 国税庁大阪国税局直税部次長
- 1989年 - 大蔵省理財局総務課調査室長
- 1991年 - 在ドイツ日本国大使館参事官
- 1994年 - 国税庁課税部法人税課長
- 1995年 - 大蔵省大臣官房参事官
- 1996年 - 防衛庁会計課長
- 1998年 - 国税庁長官官房総務課長
- 1999年 - 大蔵省理財局総務課長
- 2000年 - 大蔵省財政金融研究所次長
- 2000年 - 大蔵省理財局国有財産総括課長
- 2001年 - 国税庁名古屋国税局長
- 2002年 - 総務省大臣官房審議官(地域振興担当)
- 2004年 - 独立行政法人都市再生機構理事
- 2006年 - 国税庁東京国税局長
- 2007年6月26日 農林中央金庫常勤監事
- 2009年 農林中央金庫常勤監事 再任
- 2012年 日本酒類販売代表取締役副社長
- 2016年 同 代表取締役社長
著作
論文等
- 「名古屋国税局長・田中正昭氏に聞く 確定申告書が新しい様式になりました」(服部靜明と共著)(中部財界45(3)、2002年3月)
- 「田中正昭・名古屋国税局長に聞く 東海経済圏は日本経済の要--地味ながら堅実に成長する製造業」(バンガード21(6)(通号248)、2001年6月)
- 「名古屋国税局長・田中正昭氏に聞く 「透明性」のある税務行政に取り組みたい」(川村洋輝と共著)(中部財界44(3)、2001年3月)
- 「"今後の財政改革に当たっての基本的考え方"と"財政の中期試算」(財経詳報(通号1447)、1983年2月28日)
翻訳
- 「世界インフレーションの解明(世界的インフレーションの分析)」(George L. Perry著)(調査月報(〔大蔵省大臣官房総合政策課〕)64(12)、1975年12月)
脚注
- ^ 日本経済新聞2001年1月11日
- ^ 「震災10年 守れ いのちを 第5部 復興とは 」神戸新聞2005/1/8
- 先代:
- 松川隆志
| - 日本酒類販売社長
- 2016年 -
| - 次代:
- (現職)
|