相星 孝一(あいぼし こういち、1959年(昭和34年)2月4日 - )は、日本の外交官。地球規模課題審議官、外務省領事局長を経て、駐イスラエル特命全権大使。
経歴・人物
鹿児島県出身。1982年(昭和57年)10月東京大学教養学部在学中に外務公務員採用上級試験に合格する。1983年(昭和58年)東大を卒業して、外務省に入省した。フランス語研修。
- 1995年(平成7年)12月 在フランス日本国大使館一等書記官
- 1999年(平成11年)1月 在大韓民国日本国大使館一等書記官(政治部)
- 2000年(平成12年)1月 駐韓国大使館参事官
- 2001年(平成13年)4月 外務省総合外交政策局国際社会協力部人権人道課人道支援室長
- 2002年(平成14年)8月 外務省中東アフリカ局中東第二課長
- 2004年(平成16年)2月 兼内閣事務官内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)内閣官房イラク復興支援推進室参事官
- 2004年(平成16年)8月 外務省経済協力局有償資金協力課長
- 2006年(平成18年)8月 駐韓国公使
- 2008年(平成20年)9月 駐ベトナム公使
- 2011年(平成23年)8月 外務省大臣官房国会担当参事官
- 2012年(平成24年)9月 外務省大臣官房参事官兼国際協力局・地球規模課題担当・アフリカ部
- 2013年(平成25年)1月 兼中東アフリカ局
- 2013年(平成25年)8月 外務省大臣官房審議官(地球規模課題担当)兼国際協力局審議官兼中東アフリカ局審議官兼アフリカ部審議官
- 2014年(平成26年)1月6日 外務省国際協力局長補佐兼中東アフリカ局長補佐
- 2014年(平成26年)3月 特命全権大使・東南アジア諸国連合日本政府代表部在勤
- 2016年(平成28年)2月 地球規模課題審議官
- 2017年(平成29年)7月 領事局長
- 2018年(平成30年)7月 駐イスラエル特命全権大使
同期
- 相川一俊(17年米国公使・15年軍縮不拡散・科学部長)
- 尾池厚之(20年ユネスコ大使)
- 小笠原一郎(19年軍縮会議大使・16年マダガスカル大使)
- 奥山爾朗(19年ルクセンブルク大使)
- 片山和之(20年ペルー大使・19年外務省研修所長)
- 金杉憲治(19年外務審議官)
- 杵渕正巳(20年東ティモール大使)
- 木村元(20年モザンビーク大使・17年クリチバ総領事)
- 新美潤(20年TICAD兼国連安保理改革人権担当大使・16年スロヴァキア大使)
- 丸山則夫(18年南アフリカ大使)
- 水鳥真美(18年国連事務総長特別代表)
- 道上尚史(19年三国協力事務局長・17年釜山総領事・14年ドバイ総領事)
- 南博(19年広報外交担当大使・17年東ティモール大使)
- 宮原信孝(18年笹川平和財団研究員・07年久留米大学教授)
- 森健良(18年外務審議官)
- 山崎和之(19年ジュネーブ代表部大使)
- 山田滝雄(20年ベトナム大使・17年ユネスコ大使・10年ASEAN大使)
- 山本広行(18年仙台入国管理局長・15年ハバロフスク総領事)
- 和田充広(18年香港総領事)
脚注
- ^ イスラエル大使に相星氏ら :日本経済新聞
- ^ (日本語) “ASEAN日本政府代表部 - Mission of Japan to ASEAN プロフィール”. ASEAN日本政府代表部. 2014年4月19日閲覧。
- ^ (日本語) “外務省領事局長に三好氏起用 相星 孝一氏(あいぼし・こういち=ASEAN代表部大使)”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2014年1月17日). 2014年4月15日閲覧。
- ^ 外務省人事(2日付)
- ^ 経済担当外審に山崎氏=総政局長は鈴木氏-外務省時事ドットコムニュース