Biography
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The basics
Quick Facts
Gender |
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Birth | 795 | ||
Death | 21 March 852 | ||
Family |
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The details
Biography
紀 最弟(き の いやおと)は、平安時代初期の貴族。右兵衛督・紀木津魚の十一男。官位は従五位下・右兵衛佐。
経歴
弘仁11年(820年)内膳典膳に任ぜられる。承和年間の前半以降は左衛門少/大尉と武官を務め、承和12年(845年)従五位下に叙爵し、翌承和13年(846年)右兵衛佐に任ぜられる。
嘉祥3年(850年)仁明天皇の崩御後まもなく因幡権介を兼ね、仁寿2年(852年)正月には信濃介と、文徳朝では右兵衛佐を務める傍らで地方官を兼ねるが、同年2月27日卒去。享年58。最終官位は右兵衛佐兼信濃介従五位下。
人物
武芸の士で、腕力が人並外れて強い一方で、高いところに登ったり、水の深みを歩き回ったりするなど、身軽で敏捷であった。畿内の国々で盗賊をよく追捕し、ついには盗賊がいなくなってしまったという。
官歴
『六国史』による。
- 弘仁11年(820年) 日付不詳:内膳典膳
- 承和3年(836年) 正月:左衛門少尉
- 承和7年(840年) 日付不詳:左衛門大尉
- 時期不詳:正六位上
- 承和12年(845年) 正月7日:従五位下
- 承和13年(846年) 5月23日:右兵衛佐
- 嘉祥3年(850年) 4月2日:兼因幡権介
- 仁寿2年(852年) 正月15日:兼信濃介。2月27日:卒去(右兵衛佐兼信濃介従五位下)
脚注
- ^ 『日本文徳天皇実録』仁寿2年2月27日条