Keiko Saga
Japanese sociologist
Intro | Japanese sociologist | |
Places | Japan | |
is | Sociologist | |
Work field | Social science | |
Gender |
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Birth | 1979, Sapporo | |
Age | 45 years |
嵯峨景子(さが けいこ、1979年 - )は日本の社会学者、少女小説研究家。現在、明治学院大学非常勤講師、文化学園大学文化ファッション研究機構共同研究員。
1979年、北海道札幌市生まれ。お茶の水女子大学を2か月で中退後、放送大学教養学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専門は歴史社会学、文化研究。
1910年代の女性雑誌の投稿欄の分析を通して、近代日本においていかに少女文化が成立したのか、また雑誌というメディアを通じて女性表現やコミュニケーションがいかに行なわれていたのかを研究している。
2016年12月に彩流社から初の単著『コバルト文庫で辿る少女小説変遷史』が刊行され、鈴木涼美による書評で、「変遷史にありがちなうそくさい大分水嶺に頼らない、とても抑制的で手間をかけた作業」とその研究姿勢が評価された。宝塚歌劇団の歴史や文化にも関心を持っており、『宝塚イズム』(青弓社)への執筆も手掛ける。