Keiichi Kanda
Japanese writer
神田 桂一(かんだ けいいち、1978年9月2日 - )は、日本のフリーライター・編集者・漫画原作者。大阪府大阪市出身。高円寺在住。男性。
大阪府立清水谷高等学校で軟式野球部に所属する。関西学院大学法学部卒業。大学ではマンドリンクラブに在籍した。一般企業に就職するも馴染めず退職。週刊誌の記者になる。その頃に沢木耕太郎の『テロルの決算』に衝撃を受ける。
その後、お笑い雑誌の編集部を経て、ニコニコ動画のニュース部門の記事を担当。以後フリー記者として活動する。20代の後半に『深夜特急』の影響もあり、トルコとエジプトへ放浪の旅に出る。
帰国後『ケトル』『POPEYE』などに精力的に寄稿を続けた。
2017年6月には、初の著書『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(菊池良共著、宝島社)を発表して「もしそば」旋風を起こす。その年の暮れには早くも続編『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら 青のりMAX』を発表。2018年に出た一作目の文庫版と合わせて、累計17万部以上のベストセラーとなる。
2021年に週刊ヤングキングで『めぞん文豪』隔週連載開始。「もしそば」コンビの菊池良と共に漫画原作者デビューする。
一方で、2011年に初めて訪れたときより、台湾のカルチャーの熱気に魅了され、第二の故郷と公言するほど渡航を繰り返していた。その10年あまりの見聞をもとにして、自身初の台湾文化論として晶文社より『台湾対抗文化紀行』を2021年12月に発表。京都、高松、下北沢で順次行われた出版記念トークイベントはすべて売り切れるなど反響を受けた。