Jun Kusaba

Japanese teacher
The basics

Quick Facts

IntroJapanese teacher
PlacesJapan
isTeacher
Work fieldAcademia
Gender
Male
Birth1950, Tokyo, Japan
Age75 years
Education
Tokyo Gakugei UniversityKoganei, Tokyo, Japan
The details

Biography

草場 純(くさば じゅん、1950年 - )は、日本のゲーム研究家である。世界中のボードゲームやカードゲームの普及と、埋もれた伝統ゲームの発掘に努めている。日本バックギャモン協会評議員。

略歴

東京都生まれ。都立秋川高校卒業後、1974年に東京学芸大学を卒業。大学時代は漫画研究会に所属。また、柴野拓美、大宮信光らが行っていた「SFファン科学研究会」に参加し、現在も継続している。

卒業後、都内公立小学校に勤務し、子どもたちとさまざまな遊びを実践。

1976年、ゲームについての最初の論考を『SFマガジン』2月号に掲載。1982年、ゲームサークル「なかよし村とゲームの木」を設立し、以来30年以上にわたって1700回を超えるゲーム会を開催。

のち「遊戯史学会」に入会し、論文を発表。

2000年、第1回「ゲームマーケット」を主催者として開催。以降、2009年まで毎年主催を務めた。

2006年、教員を退職。同時に、海外に日本のゲームを送り出すプロジェクト「やぽんブランド」を設立し、『ラブレター』『街コロ』などの話題のアナログゲームを世界に送り出す。

2014年、「ゲームマーケット」で頒布されたゲームの中から最も面白い作品を決定する「ゲームマーケット大賞」の審査員長に就任。2019年まで、同賞の審査に携わった。

2021年9月、アナログゲーム文化に関する普及・啓発・コミュニティ育成や、アナログゲーム資料の収集保存、ミュージアムの運営などを目的とした一般社団法人「アナログゲームミュージアム運営委員会」を設立。草場は代表理事を務める。

エピソード

  • 幼いころより、両親からトランプ、花札の遊び方を教わっていた。バンカースや日本一周旅行ゲームなども遊んでいたが、6歳ごろに出会ったモノポリーに鮮烈な印象を受けたという。
  • いわゆるユーロゲームよりも、伝統的なゲームやアブストラクトゲームを好む。最も好きであり、一番多く遊んだゲームはコントラクトブリッジ。
  • オセロの初期配置はリバーシの改悪であるという立場を取っており、リバーシをプレーしている。
  • 自宅にはテレビを置いておらず、2020年3月に『ニノさん』(日本テレビ)で「出川哲朗を知らない人」の1人として出演している。

著書

  • ゲーム探検隊―ゲームのしくみを解き明かす知的興奮読本(書苑新社) 1989/1 - 赤桐裕二・南雲夏彦・本間晴樹と共著。
  • ザ・トランプゲーム―あっ!という間に楽しめる(成美堂出版) 1994/12/1
  • 夢中になる!トランプの本―ゲーム・マジック・占い(主婦の友社) 2007/11/29
  • 遊びの宝箱(スモール出版) 2016/5/17
  • 草場純の遊び百科 トランプ編(プラス通信社) 2016/12/12
  • みんなで! ひとりで! たのしいトランプあそび(ナツメ社) 2018/1/18 - 佐々木節夫・純銀桜子と共同監修。
  • 日本現代卓上遊戯史紀聞 [2]草場純 (Kindle版)(ニューゲームズオーダー) 2018/5/9 - 草場へのインタビュー本。
  • 数学セミナー(技術評論社) 2019年4月号より - コラム「アナログゲームの数々」を連載中。
  • もっと夢中になる!トランプの本―ゲーム・マジック・占い(主婦の友社) 2019/10/02 - 「夢中になる!トランプの本」の増補改訂版。

脚注

  1. ^ 『遊びの宝箱』の著者紹介より。
  2. ^ 『もっと夢中になる!トランプの本』の著者紹介より。
  3. ^ 本人Facebook-職歴と学歴
  4. ^ 『日本現代卓上遊戯史紀聞 [2]』より。
  5. ^ ゲームマーケット公式サイト「ゲームマーケット大賞の創設について」
  6. ^ アナログゲームミュージアム公式サイト「AGMとは」
  7. ^ ゲーム研究家・草場純さんの研究を収集するサイト「ボードゲーマーに100の質問」
  8. ^ 本人のTwitter
  9. ^ ゲーム研究家・草場純さんの研究を収集するサイト「ゲームの受容とゲーム文化」
  10. ^ ニノさん 2020/03/28(土)22:00 の放送内容 ページ1”. TVでた蔵. 2020年7月19日閲覧。
The contents of this page are sourced from Wikipedia article on 30 Jun 2024. The contents are available under the CC BY-SA 4.0 license.