八田 巳之助(はった みのすけ、安政4年(1857年) - 没年不詳)は、日本の建築技師。京都府生まれ。
1893年(明治26年)、二條離宮に桂宮邸を移築する際に場所付雇として採用される。それまでは東本願寺に関係した宮大工をしていたと思われる。翌年には平安神宮の設計にも関わっている。1898年(明治31年)に内匠寮の技手、1914年(大正3年)には大正天皇即位のための大礼使を拝命する。翌々年退官した。