ホツィレエネ・モラケ少将(英語: Major General Gotsileene Morake)は、ボツワナの軍人、大使。陸軍(英語版)司令官、国防軍副司令官を経て、2021年9月より駐日大使を務めている。軍事に通暁していると同時に国際関係学修士でもあり、母国語のツワナ語に加えて英語・フランス語・ポルトガル語に堪能。
軍歴
2012年5月、イアン・カーマ大統領兼国防軍最高司令官の命令により、モラケ准将(当時)は陸軍(英語版)司令官に任命されて少将に昇進した。
2016年9月2日、国防軍副司令官プラシッド・ディラツァハエ・セホクホ少将(当時)の司令官任命と中将昇進に伴い、モラケ少将が副司令官に就任した。
2018年10月21日、ハボロネの中国大使館で趙彦博(中国語版)大使がボツワナ人中国政府奨学金留学生と中国に留学するボツワナ国防軍研修生の壮行会を主催したが、この式典にモラケ少将も参列して中国・ボツワナ間(中国語版、英語版)の二国間軍事協力に感謝を表明した。
2021年2月、次期司令官を狙う出世競争に参加しない意向を示して退役。モラケ少将の軍歴は38年に及んだ。
駐日大使として
2021年5月、モクウィツィ・マシシ大統領に近い消息筋から、モラケ少将が次期駐日大使を引き継ぐ見込みであるとの情報が流れた。
2021年9月27日、皇居で信任状を捧呈して駐日大使に就任した。
出典
駐日ボツワナ大使 (2021年-) |
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臨時代理大使 | - 大使館開設
- モトファーリー・コーリー・ジェームス・マッスィースィー
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特命全権大使 | - 大使常駐開始
- オテン・ジェナモ・テバペ
- オスカー・モツワハエ
- プラエンテ・トゥメディソ・ケノシ
- ジェイコブ・ディッキー・ンカテ
- ンコロイ・ンコロイ
- ホツィレエネ・モラケ
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カテゴリ |
現職の駐日大使 |
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特命全権大使 | |
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非常駐大使 | - 1992年
- ルディ・インサナリ(英語版)(米国常駐)
- 1998年
- ノラナ・タ・アマ(中国常駐)
- 2008年
- アンソニー・リバプール(本国常駐)
- ムプメレロ・ジョセフ・ンドゥミソ・ロペ(マレーシア常駐)
- 2010年
- ヴェツォプ・ナムギャル(インド常駐)
- 2012年
- チャンドラダート・シン(インド常駐)
- マルコス・ムバ・オンド(中国常駐)
- 2013年
- マラン・サンブー(ポルトガル語版)(中国常駐)
- 2014年
- パスカル・ガスンズ(中国常駐)
- ロイド・ルシエン・ピナス(中国常駐)
- テーコア・イウタ(台湾常駐)
- マハムード・モハメド・アブード(中国常駐)
- 2016年
- アハメッド・スンギ(中国常駐)
- ヨバン・ミルコビッチ(本国常駐)
- エルウッド・ドナルドソン(本国常駐)
- 2017年
- イヌサ・ムスタファ(中国常駐)
- 2018年
- ビビアン・フォック・ターヴェ(中国常駐)
- ジャスミン・ハギンス(台湾常駐)
- 2019年
- ターニャ・セラフィム・イヴォンヌ・ロミュアルド(中国常駐)
- クリステル・ソハン(オーストラリア常駐)
- 2022年
- アーネスト・ビンバ・ドマヒナ(中国常駐)
- アンドレア・ボウマン(台湾常駐)
- キャンディス・ピッツ(シンプル英語版)(台湾常駐)
- ディディエ・ガメルダンジェ(フランス語版)(本国常駐)
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次期大使 | - オン・エン・チュアン
- ルベン・エドゥアルド・ミゲル・テンポーネ
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臨時代理大使 | - 2019年
- ツィラヴ・マエリゾ・ランジャザフィ
- 2021年
- ナターリア・フェルナンダ・サラサール・バルデラマ
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- 2022年
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- ムッサ・ファンタ・カマラ
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