藤岡屋 彦太郎(ふじおかや ひこたろう、生没年不詳)は江戸時代の地本問屋。
松原堂、藤彦と号す。弟に藤岡屋慶次郎がいる。天保から本郷5丁目で、後に南伝馬町3丁目、嘉永期には通油町源七店地借の弟藤岡屋慶次郎方に同居し安政期まで営業している。嘉永5年4月、弟慶次郎に書物問屋本組株を譲る。歌川広重や歌川国芳の錦絵を多く出版している。