森 周子(もり ちかこ、1975年 - )は、日本の社会学者、ドイツ社会政策研究者。高崎経済大学地域政策学部地域づくり学科教授。博士(社会学)。元社会政策学会幹事。
東京都生まれ。2006年、「戦後ドイツ公的年金保険制度の考察―制度枠組の形成・展開の思想的背景―」で経済社会学会高田保馬奨励賞受賞。
学歴
- 1999年3月 慶應義塾大学文学部卒業(学士)(人間関係学)
- 2001年3月 一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了(修士)(社会学)
- 2005年11月 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了(博士(社会学))、指導教官藤田伍一
経歴
- 2006年4月 西武文理大学サービス経営学部専任講師
- 2006年4月 中央学院大学法学部非常勤講師
- 2008年4月 佐賀大学経済学部准教授
- 2010年4月~2011年9月 日本福祉大学非常勤講師
- 2011年8月~継続中 大分大学非常勤講師
- 2013年4月~2014年3月 佐賀大学経済学部経済学科経済学講座准教授
- 2014年4月~2017年3月 高崎経済大学地域政策学部地域づくり学科准教授
- 2017年4月~ 高崎経済大学地域政策学部地域づくり学科教授
所属学会
社会政策学会、経済社会学会、ドイツ社会政策学会、ドイツ社会学会、福祉社会学会
専門分野
社会学、 経済政策、 社会福祉学
受賞歴
高田保馬奨励賞(2006年09月)
主要業績
- 「ドイツの最低生活保障政策と社会的市場経済 ―一次分配と再分配のあり方をめぐって―」 2013-4
- 「第17章 ドイツにおける最低生活保障制度:社会扶助と求職者基礎保障を中心に」 2013-3
- 「ドイツにおける働く女性の年金:年金法上の配慮とその課題」 2013-1
- 「ドイツの求職者生活保障制度と社会的包摂 ―ハルツIV法施行後の上乗せ受給者への政策的対応を中心に―」 2012-10
- 「ドイツにおける社会保障制度の創設過程」 2012-7
- 「ドイツにおける「ワーキングプア」をめぐる議論―「上乗せ受給」への認識と政策対応」 2012-3
- Social Market Economy and German Social Policy – Focusing on a Desirable Social Policy 2011-8
- 「ドイツにおける高齢女性の所得保障:年金を中心に」 2011-6
- 「ルッツ・ライゼリング「複雑な秩序形態としての老齢保障の民営化―福祉市場と規制国家性の発生に関して」(2・完) 2010-3
- 「ルッツ・ライゼリング「複雑な秩序形態としての老齢保障の民営化―福祉市場と規制国家性の発生に関して(1)」 2010-1
- 「ドイツにおける高齢者生活保障と社会的市場経済―2000年代における政策展開の思想的背景の分析―」 2009-9
- 「ドイツにおける障害者福祉の現状と課題―介護給付と社会参加給付を中心に―」 2009-03
- 「ドイツ・社会的市場経済概念「刷新」論議の動向―社会国家再編の方向性を知る手がかりとして―」 2007-06
- 「戦後ドイツ公的年金保険制度の考察―制度枠組の形成・展開の思想的背景―」 2006-09
- 「西ドイツ・1957年年金改革の考察―財政方式と保険原理の関連性の分析」 2005-08
- 「戦後ドイツ公的年金保険の制度枠組の考察」 2005-06
- 「 西ドイツ・一九五七年 年金改革の考察 : 思想的背景」2002-8
脚注
関連項目
- 慶應義塾大学
- 一橋大学大学院社会学研究科
- 西武文理大学
- 佐賀大学