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岡井 朝子(おかい あさこ、1966年 - )は日本の外交官、国際公務員。国連公使等を経て、国連事務次長補、国連開発計画(UNDP)総裁補兼危機局長。
人物・経歴
東京都出身。父親の仕事に伴い小学校5年からワシントンD.C.の学校に通う。中学3年で帰国し、東京学芸大学附属高等学校を経て、1989年一橋大学法学部卒業、外務省入省。1992年ケンブリッジ大学エマニュエル・カレッジ卒業、学術修士(M.A. in History of Art)。高校では合唱部、大学ではオーケストラ部(ヴァイオリン担当)に所属。
1992年外務省文化交流部文化第二課。1994年経済協力局政策課、調査計画課併任。1996年内閣官房内閣安全保障室参事官補。1998年欧亜局西欧第二課首席事務官。2000年在パキスタン日本国大使館一等書記官(経済班長)。2002年在オーストラリア日本国大使館一等書記官(経済担当)。2005年経済協力局政策課首席事務官。2006年経済協力局政策課企画官。同年国際協力局政策課企画官。
2007年から国際協力局人道支援室長を務め国際連合児童基金、国際連合世界食糧計画、国際連合難民高等弁務官事務所を所掌。2009年中近東アフリカ局アフリカ第二課長。2010年国際連合日本政府代表部公使参事官(政務担当)。2011年第66会期国際連合総会議長室上席政策調整官。2012年国際連合日本政府代表部公使参事官(政務担当)。2014年在スリランカ日本国大使館次席公使、モルディブ兼轄。2016年からカナダ初の女性日本国総領事としてバンクーバー総領事を務めた。
開発、平和構築、国際協力分野が長く、2018年国際連合日本政府代表部公使を経て、中満泉の後任として、国際連合事務次長補兼国際連合開発計画総裁補兼第2代危機対応局長に就任。同年には水鳥真美も国際連合事務総長特別代表に任命されており、外務省出身の日本人女性の国連幹部への登用が続いた。その後、改組された危機局の局長として、他機関との連携計画策定にあたるなどした。
同期
- 赤堀毅(18年官房参事官兼G20サミット事務局長)
- 赤松秀一(17年イギリス公使)
- 安藤俊英(19年インド公使)
- 市川恵一(18年駐米公使)
- 城内実(14年外務副大臣・03年衆議院議員)
- 齋田伸一(18年中東アフリカ局参事官・16年エチオピア大使)
- 志水史雄(18年アフリカ連合代表部大使)
- 中込正志(18年ジュネーブ代表部公使)
- 星野芳隆(17年リオデジャネイロ総領事)
- 山本恭司(19年フィリピン公使)
- 米谷光司(17年ジブチ大使)
脚注
- ^ バンクーバー新報2016年5月5日
- ^ 「岡井朝子在バンクーバー日本国総領事インタビュー その1」カナダバンクーバー情報
- ^ 略歴外務省
- ^ "UNDP Announces Four New Members of Leadership Team"UNDP June 6, 2018
- ^ 「ふれいざー インタビュー」月刊ふれいざーJune 2016
- ^ 「平和構築の学園祭@国連大学オープンキャンパス 」外務省
- ^ 「日系女性企業家協会 20 周年記念講演会」ブリティッシュコロンビア大学
- ^ 人事 外務省毎日新聞2018年8月20日 東京朝刊
- ^ 「国連開発計画、危機対応局長に岡井朝子氏起用へ」読売新聞2018年06月07日
- ^ 「岡井国連開発計画総裁補兼危機局長による阿部外務副大臣表敬」外務省
- ^ 「UNDP危機対応局長に岡井バンクーバー総領事」日本経済新聞2018/6/7 6:35
- ^ 「岡井朝子さん 国連開発計画の危機局長に 災害・紛争下、地域の力育む」2018/12/27付日本経済新聞 夕刊
在バンクーバー日本総領事 (2016年-2018年) | |
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